安倍総理への質疑

活動ブログ

20130517_01 
こんにちは、丸山穂高です。

本日は、消費税還元セール禁止法案について安倍総理への質疑を行いました。


維新の会はこれまでの野党のように、与党や政府が出すすべての法案に反対という立ち場ではありませんので、必要な法案に関しては速やかに審議の上、賛成してまいりますが、本法案については、来年4月の消費税増税時に行われるであろうセール広告において、「消費税還元セール」はだめだが、「消費税転嫁済3%値引きセール」はOKだとの政府答弁に象徴されるように、実質的な効果が見込めないうえに、自由な商取引や広告を規制することになり、さらには、増税時の景気の腰折れを強めかねない懸念されるなどまったく意図した効果の見込めないザル法であるということで、丸山としては、反対しておりましたし、党内でも意見を述べさせていただいて、党としてもこれに反対いたしました。

残念ながら、最後は多数決ということで、本日衆院の本会議にて最終的には可決されましたが、(維新は反対票です。)
しかしながら、委員会質疑を通じて、政府側から規制の方針をより明確化、限定化する文章を出させることができ、法案自体を消費税に関連することが明示されるもののみに限定するという形に修正したように政府与党での動きにつながるなど、少しでも良くなる様にという思いで、何度も質疑させて頂いたことの意味があったように思います。

維新の会は野党ということですが、野党には、与党や政府の出す法案や予算、政策を国民の皆さんにオープンにするととともにきちんとチェックしてより良いものに変えるための提案をしていくという大切な役割があるということを改めて痛感いたしました。

委員会質疑等を通じて、ひとつひとつ、地に足の着いた現実的な議論の中で、形骸化する国会審議を少しでも実質的なものに変えていきたいと思います。