官房長官、外務・防衛大臣に質疑

活動ブログ
こんばんは、丸山穂高です。

10月30日の国家安全保障委員会で、
菅官房長官、岸田外務大臣、小野寺防衛大臣に対し、
国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案について、
1時間15分にも及ぶ質疑をさせて頂きました。(誰よりも長い質疑時間です!)

質疑では、我が国の国家戦略や国是といった大きな話から、
各条文の問題点などの細部まで、様々な角度からの議論の中で
政府案の詳細を明らかにしていくことができました。

NSCとは総理を含む4大臣が国家としての外交・安全保障上の
重要案件について話し合う会議とその事務組織ですが、
審議の中でも、他国に比べての我が国の情報の収集機能の弱さや、
また担当人数の少なさが目につくところから、
その事務方トップである安全保障局長(民間人)の力量次第で
大きく組織の能力が変わることになりそうです。

細部については気になる点もありますが、
まずは、これまでにない、有事の際の迅速な意思決定ができる国家システムと、
常時から首相をはじめとした4大臣が定期的に会合を開き、
外交・安全保障上の重要案件や基本方針について話し合う場の創設、そして、
そのための事務や情報収集をつかさどる安全保障局の設置は重要な案件だと考えています。

国民の皆さんの関心も非常に高い法案です。
これをスタートに、これからの臨時国会にてしっかりと質疑してまいります。

DSC_0073 - コピー3DSC_0050 - コピー5